クレジットカードの正しい選び方

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ブラックリストとは

一般にクレジットカード審査は、信用情報機関というものを使ってます。

信用情報機関には、業態(銀行、信販会社、消費者金融専業)ごとに設立されている3機関と、業態横断的に設立された1機関があります。

全国銀行協会加盟の金融機関を中心とする全国銀行個人信用情報センター(全銀協)、販売信用分野のシー・アイ・シー (CIC)、消費者金融専業会社が各地で設立した33の信用情報機関の連合体である全国信用情報センター連合会(全情連)、外資系・国内消費者金融専業会社と信販会社などが利用している業態横断的なシーシービー(CCB)の4系列です。

クレジットカードを使用したり、ローンを組んだりするとその情報はCICや全情連といった個人情報機関に登録されます。
登録される内容は過去の支払い情報、取引の種類、カードの申し込み履歴などで、特に支払いの延滞は5年間、その記録が残ることになります。

1ヶ月以上の支払い延滞が過去に3回以上あった場合、返済能力に問題があると見なされ、審査には大きく影響を与えることになってしまいます。

そして、引き落とし日から3ヶ月間、支払いが延滞された情報は「延滞情報」として「ブラックリスト」入りされます。

では、延滞金を支払って完済をするとその「延滞情報」、「ブラックリスト」は消えるのか?

延滞解消後も延滞した事実や完済した事実は一定期間、記録として残ります。 この間も事故と同じ扱いを受け、クレジットカードの審査は通りません。 全情連、CCBでは延滞解消から1年、CIC、全銀協では5年保存されます。

自己破産した場合は?

自己破産、失踪宣告、民事再生手続きを受けたユーザーは7年間消えません。
特に消費者金融では自己破産を重く見る傾向にあるため、全情連では10年間消えません。

「ブラックリスト」入りは、就職や家族に影響するのか?

個人信用情報が就職時の身辺調査に使われることはありません。
個人信用情報機関は唯一、警察が 刑事事件の容疑者の身辺を調べる時のみ情報を提供します。
また、個人信用情報はあくまでも個人のもであって、家族や兄弟、親戚のクレジットに影響することは ありません。
但し、主婦や学生がクレジットカードを申込む場合は審査対象が配偶者・親になりますので、その際には影響します。



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