クレジットカードの正しい選び方

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カード審査の裏技

クレジットカードは誰でも持つことが出来るというわけではなくカードを持つには入会審査をパスしないといけません。

審査基準としてよくいわれるのが「3C」といわれるものです。
Character、Capital、Capacityの三つをいいます。

Characterは、性格という意味で、お金に関しての性格を見るものです。決められた日にきちんと返済できるかどうか、まじめさと信頼性があるかどうかを判断します。

Capitalは、資産という意味で、負債の担保として不動産やクルマ、有価証券、貯蓄があるかどうかを見ます。

Capacityは、返済能力という意味で、継続して返済を続けるために一定の収入が定期的にあるかどうかを見ます。

カード発行会社は、基本的には、この「3C」によって、カード申込者の入会の可否を判断しているといえます。

実際問題、サラリーマンなら比較的簡単にクレジットカードは手に入ります。
しかし、独立するなら会社にいるうちにカードを作っておいた方がいいと言われるように自由業や自営業など会社に所属しないで仕事をしているとカードの入会は、サラリーマンに比べ難しいようです。

失業中や自営業、フリーターになると審査を通過する確率が下がってしまいますので、退職予定のある人は、在職中、早めにクレジットカードを申込んでおくことをおすすめします。

また、就職先が決まっていない大学生なども、急いで在学中にカードを取得しておくほうがよいです。
学生向けのクレジットカードは、年会費無料が多いですし、審査も甘めです。
フリーターになったから、クレジットカードを取り上げられるということは、ありませんし、フリーターになるとクレジットカード審査に通るのも一苦労なため、是非とも在学中に持っておきたいものです。

一般に審査は、信用情報機関というものを使ってます。

信用情報機関には、業態(銀行、信販会社、消費者金融専業)ごとに設立されている3機関と、業態横断的に設立された1機関があります。

全国銀行協会加盟の金融機関を中心とする全国銀行個人信用情報センター(全銀協)、販売信用分野のシー・アイ・シー (CIC)、消費者金融専業会社が各地で設立した33の信用情報機関の連合体である全国信用情報センター連合会(全情連)、外資系・国内消費者金融専業会社と信販会社などが利用している業態横断的なシーシービー(CCB)の4系列です。

クレジットカードを使用したり、ローンを組んだりするとその情報はCICや全情連といった個人情報機関に登録されます。
登録される内容は過去の支払い情報、取引の種類、カードの申し込み履歴などで、特に支払いの延滞は5年間、その記録が残ることになります。

1ヶ月以上の支払い延滞が過去に3回以上あった場合、返済能力に問題があると見なされ、審査には大きく影響を与えることになってしまいます。

そして、引き落とし日から3ヶ月間、支払いが延滞された情報は「延滞情報」として「ブラックリスト」入りされます。

一度ブラックリストに載ってしまうとその情報は5年間、消えることはありません。

3ヶ月以上の支払い延滞をするとクレジットカードに限らず、どこからも融資を受けることができなくなってしまうという仕組みになっているのです。

カード会社の部類分けをすると、

・銀行系カード
・信販系カード
・流通系カード
・メーカー系カード
・石油系カード
・消費者金融系カード

と、6分類できると「クレジットカードの5ブランド」にて話しました。

審査においてこの6分類で違いが出てきます。

一般に銀行系カードが、もっとも審査が厳しく、比較的容易にクレジットカードが手に入るのが、流通系そして、消費者金融系です。

流通系にとっては、クレジットカードは、本業スーパーなどの購買層を増やす一環でもあるし、消費者金融にとっては、クレジットカードは、本業との連携が望めるため、比較的審査が緩めになっているそうです。

審査が気になる人には、具体的には、このクレジットカードがおすすめです。
消費者金融系・・・武富士アイフル
流通系・・・《セゾン》フォービート

特に武富士は、ブラックリスト入りしていた人でも通った実績があります。
クレジットカードは同時申込みを3社以上にしてしまうと「多重債務・借り回り」と判断され、審査を通過する確立が急激に下がりますので同時に申込むときは、2社までと覚えておいてください。



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